いよいよ今年もPARCO初日。昨日も師匠の事務所で缶ヅメで映像を詰める。毎年難産だけど今回は意外にスンナリ。夕方にはざっくり出来上がって、師匠は新作の台本を小さなVAIOでぽちぽち直し(未だに!?)、机を挟んで僕は色みの修正とか。毎年恒例の光景だなあ…。
「うーん、…『何』の一念岩をも通すだっけ?」
「苔…じゃないっすか?」
「えー?コケだっけ?」
「苔ですよ、あれ?…苔じゃなくてもいいみたいですね。
『思う一念岩をも通す』、『念力岩をも通す』」…出典は司馬遷みたいです」
「ふーん…」
ブォー…かすかなエアコンの音。外は真っ赤な夕暮れ。アレ?なんか長閑だぞ?いつもの戦場のような雰囲気は?
「…な、なるほどガッテンしていただけましたか?」
…て言おうと思ったけど、やっぱ怖いから止めた。
さて、志の輔らくご2012、ここ数年のオープニング映像の中で一番いい出来です。この出だしのタイトルバック、自分で10回くらい見ちゃった…。

すみません、師匠よくよく調べてみたら苔ではなくて虚仮(こけ)でした ><;
落語に組み込まれてたらどうしよう…。
「うーん、…『何』の一念岩をも通すだっけ?」
「苔…じゃないっすか?」
「えー?コケだっけ?」
「苔ですよ、あれ?…苔じゃなくてもいいみたいですね。
『思う一念岩をも通す』、『念力岩をも通す』」…出典は司馬遷みたいです」
「ふーん…」
ブォー…かすかなエアコンの音。外は真っ赤な夕暮れ。アレ?なんか長閑だぞ?いつもの戦場のような雰囲気は?
「…な、なるほどガッテンしていただけましたか?」
…て言おうと思ったけど、やっぱ怖いから止めた。
さて、志の輔らくご2012、ここ数年のオープニング映像の中で一番いい出来です。この出だしのタイトルバック、自分で10回くらい見ちゃった…。

すみません、師匠よくよく調べてみたら苔ではなくて虚仮(こけ)でした ><;
落語に組み込まれてたらどうしよう…。
毎年恒例、師匠のPARCO公演のお手伝い。今日は日帰りで富山で撮影です。
トホホー。毎年この時期はジリジリとたき火で炙られる栗のようです。
1月5日の初日に合わせバチーン!と弾ける瞬発力勝負。総力戦です。
FCPのテロッパもいつの間にか進化。こういうのエフェクト一発で出来るんだね。
知らなかったヨ…。今まではずっとこんな感じだったのに…メンドクセ
http://blog.videohive.net/resources/tut-tuesday-hand-drawn-animation-text/
そうそう最近TWITTERばっかりです「vjcomiccut」で覗いてみてね。
行ってきます。
トホホー。毎年この時期はジリジリとたき火で炙られる栗のようです。
1月5日の初日に合わせバチーン!と弾ける瞬発力勝負。総力戦です。
FCPのテロッパもいつの間にか進化。こういうのエフェクト一発で出来るんだね。
知らなかったヨ…。今まではずっとこんな感じだったのに…メンドクセ
http://blog.videohive.net/resources/tut-tuesday-hand-drawn-animation-text/
そうそう最近TWITTERばっかりです「vjcomiccut」で覗いてみてね。
行ってきます。
おお、一ヶ月も日記が止まっていました。とある事情で中国語を習い始めたり、20年ぶりに先祖の墓参りに和歌山行ったり、家元が亡くなったり、書いた方がいいかなと思うようなこともあったりなかったり、またその全部がなんの意味もなかったりするような気もしたりしなかったり。
赤ん坊とどっぷり付合ってまる3ヶ月。絶対的な時間を奪われることもさることながら、時系列的な時間の関係性が失われるような感じもある。前後関係の思考体系がすっかり退化してしまっている。文章とかなんかめんどくさい、バブー。
が…それでもこれは、そんなに悪い感じでもない。
とりあえず仕事せにゃなあとかの焦り、も僕をふと正気(正気?)に戻す瞬間に感じなくも無いのだが、前の事や先の事はとにかくもう全く違う速度で飛び去ってしまい、毎日のように娘を胸の前に抱きあてどもなく散歩に出かけてしまう。
特に家の近所の港の風景が格別なのだ。波止場を吹き抜ける夏の海風や、魚眼レンズで覗いたみたいに空一面に広がるウロコ雲。なだらかに起伏する芝生の広がり。
僕は「きれいだねー」とか「きもちがいいねー」とか話しかける訳でもない。僕も娘も無言(いや、「ダー!!」くらいは言うか)。そして、いつの間にか僕の視点も娘と同化する。眼から入る情報は「思い出話」になりそうな整理された記憶ではなくて、「絵」のように僕の頭に貼り付く。すべての時間が前後の脈絡もなしに一枚の絵のように「印象」として焼き付く感じ。
最近はちょっと本を理解するのも難解になってしまった気さえする。我慢して噛み下すようにページを繰るのが少し苦痛なこともある。ただ映画は前よりも楽に観れるようになった。ボーっとTVの前にいればいい。肩肘を張ってみたいた名作なんかもボーっと流れて行ってくれる。
いや、そもそも読まなきゃいけない本も、観なきゃいけない映画もそんなに無いのかもとも思う。
赤ん坊とどっぷり付合ってまる3ヶ月。絶対的な時間を奪われることもさることながら、時系列的な時間の関係性が失われるような感じもある。前後関係の思考体系がすっかり退化してしまっている。文章とかなんかめんどくさい、バブー。
が…それでもこれは、そんなに悪い感じでもない。
とりあえず仕事せにゃなあとかの焦り、も僕をふと正気(正気?)に戻す瞬間に感じなくも無いのだが、前の事や先の事はとにかくもう全く違う速度で飛び去ってしまい、毎日のように娘を胸の前に抱きあてどもなく散歩に出かけてしまう。
特に家の近所の港の風景が格別なのだ。波止場を吹き抜ける夏の海風や、魚眼レンズで覗いたみたいに空一面に広がるウロコ雲。なだらかに起伏する芝生の広がり。
僕は「きれいだねー」とか「きもちがいいねー」とか話しかける訳でもない。僕も娘も無言(いや、「ダー!!」くらいは言うか)。そして、いつの間にか僕の視点も娘と同化する。眼から入る情報は「思い出話」になりそうな整理された記憶ではなくて、「絵」のように僕の頭に貼り付く。すべての時間が前後の脈絡もなしに一枚の絵のように「印象」として焼き付く感じ。
最近はちょっと本を理解するのも難解になってしまった気さえする。我慢して噛み下すようにページを繰るのが少し苦痛なこともある。ただ映画は前よりも楽に観れるようになった。ボーっとTVの前にいればいい。肩肘を張ってみたいた名作なんかもボーっと流れて行ってくれる。
いや、そもそも読まなきゃいけない本も、観なきゃいけない映画もそんなに無いのかもとも思う。
電人ザボーガーを観に行きました。初日の舞台挨拶付きプレミアム上映。
…おおおお、面白い!! ぶっちゃけピープロ作品て実はちょっとかすってる位でリアルタイムではないんですが、まああの「昭和」の空気はやっぱり嗅いでいる訳です。そんな甘酸っぱくもほろ苦いムードが胸に迫る。
後半の壮年シーンの板尾さんの出演が話題ですが、なんつっても前半の青年編が最高です。
「飛竜、づぁ・ん・だ・ん・げでぃ!(三段蹴り)」
鼻声でスタッカートがかかる、必殺技のかけ声が最高。サンプリングしたい。

…おおおお、面白い!! ぶっちゃけピープロ作品て実はちょっとかすってる位でリアルタイムではないんですが、まああの「昭和」の空気はやっぱり嗅いでいる訳です。そんな甘酸っぱくもほろ苦いムードが胸に迫る。
後半の壮年シーンの板尾さんの出演が話題ですが、なんつっても前半の青年編が最高です。
「飛竜、づぁ・ん・だ・ん・げでぃ!(三段蹴り)」
鼻声でスタッカートがかかる、必殺技のかけ声が最高。サンプリングしたい。

夜中になんとなくケーブルの映画チャンネルをボーっと見ていたら、「戦場でワルツを」というイスラエルのアニメーション映画をやっていた。眠れぬ目でなんとなく、やがて引き込まれて観てしまう。
作品は、20年前にレバノンに出征した監督自身のPTSDで失われた記憶を当時の同僚達の証言を得ながら追う。取材は完全にドキュメント手法ですが、アニメーションの作品なのです。質感はFlashとか最近のCGアニメ手法を駆使した「いかにも」な手触り(しかしこういうコンピュータライズされた絵柄でもチェコアニメ的な手法、とういうか香りは濃厚だ。やはりヨーロッパ〜中東圏のアニメの文脈なのだろうか?)、いや、結局、手法はどう取ったとしても、その核心は絶対に揺るがない物だけが「作品」足り得るのだろう。
なんとなく牧歌的に(だからこそ残酷なのだが)始まる戦場の描写から、ベイルート市街戦でのマシンガン乱射で舞う狂気の「ワルツ」、そして核心のホロコーストへ…。
世代を超えてフラッシュバックするアウシュビッツの悪夢。いびり殺される側からいびり殺す側へ。夜空に瞬く照明弾が幻想的に虐殺のシーンを照らす。
吐き気を催すようなラスト。およそのトーンはとても静かな映画なのに、この心のざわつきはなんなんだろう。

作品は、20年前にレバノンに出征した監督自身のPTSDで失われた記憶を当時の同僚達の証言を得ながら追う。取材は完全にドキュメント手法ですが、アニメーションの作品なのです。質感はFlashとか最近のCGアニメ手法を駆使した「いかにも」な手触り(しかしこういうコンピュータライズされた絵柄でもチェコアニメ的な手法、とういうか香りは濃厚だ。やはりヨーロッパ〜中東圏のアニメの文脈なのだろうか?)、いや、結局、手法はどう取ったとしても、その核心は絶対に揺るがない物だけが「作品」足り得るのだろう。
なんとなく牧歌的に(だからこそ残酷なのだが)始まる戦場の描写から、ベイルート市街戦でのマシンガン乱射で舞う狂気の「ワルツ」、そして核心のホロコーストへ…。
世代を超えてフラッシュバックするアウシュビッツの悪夢。いびり殺される側からいびり殺す側へ。夜空に瞬く照明弾が幻想的に虐殺のシーンを照らす。
吐き気を催すようなラスト。およそのトーンはとても静かな映画なのに、この心のざわつきはなんなんだろう。

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